新卒4年目で転職。そして、フリーランスエンジニアとして活躍しているMさんのインタビューを行いました。
転職を決意したきっかけや、現在エンジニアの方やこれからフリーランスエンジニアになりたいと思ってる方向けに、Mさんの経験談をヒアリングしています。
ご対応いただいた新卒4年目で転職した方の基本情報
お名前 | Mさん |
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年齢 | 転職時:29歳 インタビュー時:34歳 |
職業 | 転職前:データエンジニア 転職後:フリーランスエンジニア |
勤務地 | 転職前:東京都 転職後:東京都 |
持っている資格 | 無し |
転職で利用した転職サイト・エージェント | 無し |
経歴 | 大学院卒業後、デジタル広告関連業務運用会社へ入社→転職を経て、フリーランスのデータエンジニアに転職 |
大学が情報工学だったこともあり、IT業界に入る。
専門性を高めたいと考え、 Web 系の仕事を探し就職。
そして、縁がありフリーランスエンジニアとして活躍しています。
理系大学の情報系学科に入学し、大学院まで進学する。
データエンジニアの最前線で技術力をつけ、スキルアップ。エンジニアとして更にスキルアップを目指す。
海外出張の経験から外資系IT企業の仕事のやり方に興味を持ち、転職。自分のやりたいことが明確になる。
過去仕事で関わった人から声がかかり、データ活用支援会社の技術サポートとしてフリーランスエンジニアとなる。
フリーランスエンジニアに転職しようと考えたきっかけ
-本日は、フリーランスエンジニアに転職をしたMさんにインタビューをします。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
-フリーランスに転職をしようと考えたきっかけを教えてください。
会社にいると、会社の方針にどうしても足並み揃えなきゃいけないことが不満でした。
メインの業務とは関係ない社内の業務、例えば事務処理だったり、何か社内調整だったり…
自分自身の市場価値について悩んでいた時期に「このままそういう無駄な仕事に時間を取られて大丈夫なのかな」っていう漠然とした不安がありました。
-自分のスキルをもっと伸ばしたいと考えたんですね。
はい。
フリーランスになることでやることはやって、他の時間をエンジニアとしてスキルアップに使いたいと考えていました。
-なるほど。どれくらいの時期からフリーランスを意識していましたか?
2社目にいるときからずっとフリーランスへの道を考えるようになりました。
お世話になった人のお手伝いとして副業をするようになって、考え方の視野が広がりました。
「個人でもやれることあるんだな」と気づけたのが大きかったです。
私は、関わってきた人たちのおかげでいい方向に変わることができたように思います。
-エンジニアとしてのスキルと人柄の良さが仕事に繋がっているんですね。
人に恵まれてるというか縁があって、フリーランスとして仕事をさせてもらっていると実感します。
- 転職したきっかけは会社の事務処理よりもエンジニアとしてスキルアップがしたい
- 副業をきっかけに個人のスキルで仕事ができることに気が付いた
フリーランスエンジニアとしての市場価値を高めたい
-フリーランスエンジニアになるために、どんな考えがありましたか?
一番は「自分の市場価値を上げられる場所にいたい」ということです。
作業をコツコツできない性格で、資格の勉強するのはあまり得意ではないんです。
会社の仕事しつつ、自分の技術力を上げられるのが理想でした。
-会社員でも市場価値は上げられるかと思うのですが、なぜそう考えたのですか?
2社目にいた会社はベンチャーで最初は良かったんです。
「とりあえずいろいろやっていこう!」っていう勢いもありました。
その時は確かにスキルアップできましたし、市場価値も高くなっていったと思います。
主要なメンバが交代になり、仕事の進め方が大きく変わってしましました。
-そうなんですね。どのように変わったのですか?
仕事を手堅くやっていく方針になりました。
それで、新しいことを挑戦する機会がどんどん減っていったんです。
「このままここにいても同じことを繰り返すだけじゃないか」と考えるようになりました。
-なるほど。同じことをやっていても市場価値は上がらないですよね。
-なるほど。同じことをやっていても市場価値は上がらないですよね。
そうですね。
自分の市場価値を高めるためにはフリーランスエンジニアの道が私には合っているという思いが強くなりました。
最後にいた会社でメンタルをやられてしまったのも1つの理由です。
- 会社員だと自分の市場価値を高められなくなると思った
- 転職をしてよかった時期もあったが、メンタル的にキツくフリーランス転職をすることにした
フリーランス転職を決意したのはメンタルがやられてしまった…
-会社員時代、メンタルをやられてしまったのはなぜですか?
自分から求めてバリバリ仕事をする会社に入ったんですが、すごい人たちに囲まれていることで、ずっと劣等感があって…
仕事に追われてしまうようになって、メンタルがやられてしまいました。
自己責任ではあるんですけど(笑)
-それは辛かったですね。仕事仲間は助けてくれなかったのですか?
気にはかけてはくれてたんですけど…
「申し訳ないな」という気持ちがどんどん強くなって、どんどんツラくなっていきました。
それで全然仕事を手につかなくなっていって、会社を辞めさせてもらいました。
-なるほど。それは辞めてよかったですね。
そうですね。
それを乗り越えて強くなったかもしれないですが、ツラいまま落ちていく可能性もあったので…
今は「辞めてよかったな」と思ってます。
-フリーランスになってメンタルは回復しましたか?
そうですね!
今は回復してます。
-よかったです。安心しました。
- メンタル不調が原因でフリーランス転職を決意
- フリーランスになってからはメンタルが回復した
フリーランスエンジニアの悩みとイイところは儲かる
-フリーランスエンジニアの悩みはありますか?
悩みは「いつまで続けられるのかな」という不安があること。
スキルを活かして就職しようかという考えることもあります。
-仕事がいつまで続くか分からない不安があるんですね。
そうですね。
フリーランス紹介する会社さんに登録をしたほうがいいとも考えます。
ただ、ありがたいことに今受けてるお仕事が順調に継続してやれているので、今は就職を考えません。
-会社への就職を考えないということはメリットが大きいのですね。フリーランスエンジニアのイイところは何ですか?
完全にフリーランスエンジニアの方が儲かります。
正直、会社員時代と全然レベル違います(笑)
-そんなに違うんですね!
会社員はどれだけ頑張っても少し給料が増える程度。
フリーランスエンジニアならやればやるだけお金が入ってきます。
-そうかぁ。スキルがあれば稼げるっていうのを正に体現してますね。
いえいえ。
あと、時間の管理がすごく自由な点もメリットです。
朝から夜まで決まった時間働くのは思っているよりもストレスになっています。
-時間に縛られないっていうのはストレスが無くていいですね。
ストレスの感じ方が全然違います。
自己分析できてて、自分のスキルが市場のニーズに合っているならフリーランス転職はいいと思います。
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴
-フリーランスエンジニアに向いてる人の特徴はなんですか?
行動力ある人は向いていると思います。
ビッグマウスじゃないですけど、「やれますよ!」と言って仕事を取ってこれる人は強い。
-行動力がある人はどの業界でも活躍されていますね。
ええ。すごい活躍していますよ。
少し時代錯誤かもしれませんが、夜飲み歩いてバーで知り合った社長さんと仕事をやれてしまうような人もいるんです。
さすがに私も真似できないですが(笑)
-フリーランスエンジニアは人の繋がりが特に大事になるんですね。
人との繋がりだけでなく、フリーランスエンジニアなら飛び抜けたスキルがあると仕事には困りません。
好きなことを追求していく力が強い人は向いていると思います。
これから転職する20代のあなたへ
-最後に転職を考えている人へメッセージをお願いします!
フリーランスエンジニアとしてやれる自信とスキルを理解している人はどんどんチャレンジしてもいいと思います。
今の時代、フリーランスエンジニアは食いっぱぐれることはないかなと感じています。
ただ、現実としてフリーランスエンジニアで仕事を受ける時に経歴や経験も見られるので、会社員としてステップアップをしたりスキルをつけてからのチャレンジが無難です。
「チャレンジングな人が欲しい!」という方もいるので、人との縁で巡り合えれば全然やれるのではないでしょうか。
若いうちだからこそスキルアップと行動力が大事なので、1度チャレンジして損はありません。
-フリーランスエンジニアとして仕事ができると自分の自信に繋がりそうですね。ありがとうございました!
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